大容量タイプも堅調に売れているという。

また大容量化に伴い、さまざまな機能が付帯するようになった。庫内の温度保持機能や、食品の形態・使用状況に合わせて棚の位置を変更できる機能など幅広いニーズに対応している。

 http://lets-robot.com/userinfo.php?uid=8726 http://www.ft86-life.com/userinfo.php?uid=437大容量タイプは消費電力の高さが懸念されるが、10年前と比べて消費電力を平均で40%以上抑制。節電意識の高い消費者でも大容量タイプを購入できる水準まで省エネ機能を高めた。

 家電各社が大容量の冷蔵庫市場を開拓したことで、消費者の購買意欲も少しずつ高まっている。

 日本電機工業会(JEMA)がまとめた冷蔵庫の2017年度国内出荷金額によると、前年度比1・2%増の約4305億円と3年連続でプラスとなる見通し。日本の人口が減少する中で増え続けており、大容量タイプも堅調に売れているという。

共働き所帯増加

 この10年で核家族の所帯や一人所帯が増え少人数の家庭が増加している。日本の世帯構成を踏まえると、大容量タイプの冷蔵庫が必ずしも必要とは思えないが、なぜここまで大容量化が進んだのか。JEMAの家電部は「共働き所帯の増加に伴い、週末にまとめ買いをする家庭が多くなり大容量タイプが好まれている」と分析する。

http://vururu.jp/profile/14639/ https://workshift-sol.com/users/view/101754 また各社のアンケートでは「鍋をまるごと冷やす」や「虫がわかないように冷蔵庫にコメを入れている」といった声もある。調理の一環として大きな調理器具を収納したり、食材の保管スペースとして利用したりする事例が増えており世帯構成にとらわれない使い方が広がっている。